三の酉月 寫誌 ⑫ DP3M…換算75mm、赤の誘惑



しっかりとした露出の元でのfoveon独特の赤も良いけれど如何にも妖しげな明かりの提灯の赤も耽美的で悩ましく写欲を唆られます.コンクリート製の梁や天井を這う金属のパイプ、陶器で出来た目的のはっきりしない台などに映る滲む様な朱色の明かりには息を飲みます.前回のモノクロより少し引いた位置でのシャッターですがどうやらこのfoveonセンサーはピーカンより少々露出不足の方が色被りや色転び、フレアやゴーストが発生し難いやんちゃなセンサーの様です.

三の酉月 寫誌 ⑫ DP3M…換算75mm、赤の誘惑_d0175768_12552690.jpg
 SIGMA DP3 Merrill / SIGMA 50mm F2.8 MACRO                            拡大表示は画像クリック







Commented by voyagers-x at 2018-11-16 10:53
おはようございます ! !
コンクリートむき出しの冷たい感じを一つの赤い色の提灯がすごく良く緩和していますね
逆に温かみを感じますね

Commented by cobag2 at 2018-11-17 12:48
voyagersさん、
通説によりますとデジタル機のセンサーは総じてハイライトは飛び易く暗部には強いとか・・・。
そういう意味では確かにピーカンより少し露出不足気味の湿った感じが得意なのでしょうね^^
ただfoveonはご覧の様にカラーでも艶かしい発色をしてくれるのでどちらかといえば好きな
カメラです、ただ同じセンサーでもMerrill以後のQuattroのシリーズはdpもSDも使えません(汗;)
このDP3Mもシリーズ最強と言われながらもスナップはとても無理ですね^^;
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by cobag2 | 2018-11-16 01:56 | colors | Comments(2)

気の向いた時に気の向くまま日常や旅の記憶、モノクロ写真などで綴るフォト日記、なお画像はクリックで拡大表示可能。


by coba-g
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