蜩の月 寫誌 ⑫ Foveonの赤 

この赤こそ原理的に偽色が発生しないためローパスフィルターを必要としないFoveonセンサーが捉え再現した赤なのだ.
エンジンルームカバーの取っ手の赤が飽和せずにしっかりとその形を残す繊密な質感描写はFoveonの真骨頂である.
金属類の質感を高品位で再現するFoveonダイレクトセンサーのポテンシャルがモチベーションを上げてくれる.

蜩の月 寫誌 ⑫ Foveonの赤 _d0175768_17202020.jpg

 SIGMA DP3 Merrill  SIGMA 50mm F2.8 MACRO                            拡大表示は画像クリック




Commented by voyagers-x at 2017-08-22 10:17
おはようございます!!
そのままの色を再現してくれるカメラが少ないですよね
写った写真を見てるだけでは、ほんとの色が分からなくなりますけど
忠実に再現してくれるカメラは貴重ですね
Commented by micro43 at 2017-08-22 11:40
すごい赤が出ているようですが
古いレンズで何とか探していますがなかなかありません。
Commented by cobag2 at 2017-08-22 20:44
voyagersさん、
そのままの色、ホントの色・・・、
レンズを通した時点で全くと言っていいほどそのレンズの捉えた色になってしまいますね^^;
科学的に収差のないレンズや補色、変色の少ないレンズが良いのでしょうがコストの問題も
ありますし私見ですが絵画と同じで写真も写実主義の世界ではなく描き手や撮り手の主観の
世界だと思うのです。
記録の分野では忠実でなければならない世界だと思いますが・・・、底が深い!
Commented by cobag2 at 2017-08-22 20:54
microさん、
レンズもさることながらこのFoveonセンサーの特徴で赤と緑の出色が際立ってますね^^
RGBのそれぞれが1600万画素の3層センサーなので解像感が高く彩度を上げても色が
破綻しない利点がありますが反面感度にはめっぽう弱い不便さもあると言う駄々っ子
みたいなカメラです(笑)。
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by cobag2 | 2017-08-22 06:27 | colors | Comments(4)

気の向いた時に気の向くまま日常や旅の記憶、モノクロ写真などで綴るフォト日記、なお画像はクリックで拡大表示可能。


by coba-g
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